ダーマトグラフ3兄弟 by 三菱鉛筆
〔今日はOFF〕
以前紹介したスタビロのラインマーカー「SwingCool」もそうですが、僕は大体3色買います。
何かを書くときは色分けするためです。
手帳の記入も3色ルールです。
齋藤孝さんの3色ルールです。
今回紹介する三菱鉛筆のダーマトグラフ。
軸が紙でできていて、糸が埋め込まれています。
その糸を上に引っ張ることで紙の軸がめくれて、紙をはいでいくと芯が出てくるというやつ。
小学校のときに使ったことありませんか。
色も結構豊富で迷ってしまいます。
紙を剥くのも一つの楽しみですね。
機能もあなどれません。
芯がやわらかいため、皮膚をはじめフィルムとかいろんなものにも書けるんです。
童心に帰れます。
癒し系文房具です。100点あげましょう!
以下、三菱鉛筆博物館からの引用です。
ダーマトグラフの語源は?
「DERMATOGRAPH」の語源はギリシャ語です。
dermato「皮膚の」の意の連結形です。
graph「〜を書く(描く、記録する)器具」の意の名詞語尾です。
つまり「皮膚に書けるもの」という意味です。ダーマトグラフは皮膚だけでなく、ガラスや金属、フィルムなどにも書くことができます。軸は削らなくても済むように紙巻きになっています。三菱鉛筆では、昭和30年から製造しています。最初は、木軸で色は赤・青・黒・黄で始めました。昭和33年頃には、紙巻きになりました。
※「DERMATOGRAPH/ダーマトグラフ」は、三菱鉛筆の登録商標です。
なぜ軸が紙巻きなの?
昔は、木軸ではさんでいましたが、ワックスが多く、温度変化によって収縮したり、ふくらんだりして、芯が抜け落ちてしまいました。
普通の鉛筆の芯は、接着剤で木につけていますが、ダーマトの芯はワックスが多く、接着剤が効きません。紙は伸び縮みに耐えますので、紙で巻いています。ミシン目が付いていて、糸までついた特殊な紙を使い、芯に巻きつけています。