レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術



〔今日はON&OFF〕


久しぶりの読書ネタ。
表紙のデスク。
表紙だけで購買欲が沸々きますね。
本田さんのオフィスのデスクだそうです。
書斎好きな僕としては100点!いいですね〜
と、思ったら表紙の裏側を見るとなんと土橋正さんの協力ですね。
どうりでセンスがいいと思いました。



第1章 常にレバレッジを意識せよ
★人生から何を得るかを問い、得られる自らが投じた物によることを知ったとき、人は人として成熟する。『断絶の時代』ピーター・ドラッガー
★理想的な一日にしようとしないなら、誰が他人に振り回される。マジョリー・ブランチャード

レバレッジ・シンキングの『4つの投資対象=パーソナルキャピタル』を構築する。
「労力」「時間」「知識」「人脈」
レバレッジ・シンキングは考え方を変えるだけなので、意欲さえあれば誰にでも簡単にできる。
★自己投資によって、パーソナルキャピタルを構築でき、これにレバレッジがかかって、不労所得的に成果が上がっていく。
★さらには再投資によって、パーソナルキャピタル加速度的に増えていく。
増やした労力・時間に対し、成果は無限大にまで引き上げることができる。
★『DMWL(Doing more with less) 少ない労力と時間で大きな成果を得る。』という考え方を常に意識する。
★パーソナルキャピタルとマインドを兼ね備える。
マインドパーソナルキャピタル×マインド=成果
★ゴールを明確に描くことで、余計なことをしなくなる。
★パッシブではなく、アクティブに行動せよ。

第1章の“ノゾムメモ"
レバレッジ・シンカーになろうぜ!


第2章 労力のレバレッジ
無意識的に小事に取り組んでいるのは、無意識的に大事に取り組まないのと同じことである。『7つの習慣 最優先事項』スティーブン・R・コヴィー
星陵高校の一塁側ベンチや室内練習場にはこんな言葉が掲げられていました。
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
『不動心』松井秀喜

★労力のレバレッジは、どうすれば少ない労力で大きな成果を上げられるか、にある。
★うまくいった方法を仕組み化すれば、いつでも誰でも再現することができる。
★マニュアル化・フォーマット化、チェックリストづくりに時間を費やす。
★無意識化・習慣化によって、自動的に身体が動くようになる。
★大きな習慣を作るには、小さな習慣から始める。
小さな良い習慣を身につけていくと、良い流れが生まれる。
★習慣は数値管理をすることで、モチベーションを高め、自分を動かすことができる。
★成果に結びつけるKSF(キー・サクセス・ファクター)を見つけ出すことが成功へのカギ。
★1つのフィールドで2つのことをやる二毛作で成果が大きく変わる。
★限界は自分で作ってしまっているだけである。
『自分はできる』と思うことで、プラスのレバレッジがかかる。

第2章の”ノゾムメモ”
マニュアルの本来の目的
一定の仕事のレベルにまですべてのスタッフの能力を引き上げること。
時間を短縮し、最短ルートを通るためのツール。
仕組み化する部分は仕組み化し、それ以外のことに頭を使えるようにするため。


KSF(成功へのカギを握る要素) を探すポイント
1.前例を調べる。
2.うまくやっている先輩などに聞く。
3.ビジネス書から学ぶ。


体調↑=仕事↑


第3章 時間のレバレッジ
時間の価値を知っている人間こそが事業の成功者たりうるのである。『勝てば官軍』藤田田
人間が変わる方法は3つしかない。
1つは時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは、『決意を新たにする』ことだ。

★時間がないから成果が上がらないのではない。時間があるから成果が上がらない。
知識労働社会では、時間を積み重ねれば積み重ねるほど成果につながるという仕事はほとんどない。時間にレバレッジをかければ、短い時間でも成果を上げることはできる。
★時間は投資することで増やすことができる。さらに、投資で増えた不労所得的に生まれる余裕時間で再投資し、DMWLを実現することができる。
★俯瞰逆思考のレバレッジ・スケジューリングで行動する前に計画を立て、全体の流れから今日の『タスクリスト』に落とし込む。
★俯瞰逆思考のメリットは、ゴールがはっきりしていること。一定の時間の中で、成果を上げるためには何をやらなくてはならないのかが分かる。
★時間をつくることは、投資でいうアセット・アロケーションのようなもの。「インプット(読書、人に会う、など)」「アウトプット(ブログ、執筆など)」「生活(食事、入浴、睡眠など)」「プライベート(趣味、エクササイズなど)」の4つに分類して考える。
★時間割によってルーチン化することで、無駄な時間をすごさないようになる。
★自己投資の時間を時間割でブロック(天引き)し、タスクには制限を設ける。
★時間の固定費を削ることを意味する。睡眠のメカニズムやパソコンのノウハウを研究して、実践することは、大きな効果をもたらしてくれる。

第3章の”ノゾムメモ”小学校の時間割みたいなのを作ってみよう!
こんな感じかな。
1時間目 生活(朝日記、ブログ更新、朝食など)。
2時間目 スケジューリング(朝日記で整理したタスクの確認と週間スケジュールの確認)。
3時間目 仕事の時間(タスク処理、インプット、思考など)
4時間目 生活(夕食、入浴、子供とおしゃべり)
5時間目 趣味(おもにインプットの時間、ネットチェック、読書など)
『TODOリスト』ではなく『タスクリスト』と呼ぼう!
TODOはやらなくてはいけないこと、タスクは自発的に請け負った仕事。
昼休みの15分の昼寝をしよう!
睡眠は90分の倍数でとろう!


第4章 知識のレバレッジ
人が生きている限り、奪うことができないものがある。それは『知識』である。『ユダヤ人の教え』
誰か他の人が用いて成功した目新しくて興味深いアイディア、そういうアイディアを探すことを習慣としなさい。
あなたのアイディアは、今あなたが実際に抱えている問題への応用においてオリジナルで独創的であればよいのです。『トーマス・エジソン

★知識への投資は単なる勉強ではない。常にリターンを追及する意識が必要。
★知識のレバレッジの基本は「1から100を生む」という発想。成功した人のやり方を学んで、そこに自分なりの応用を加えるのが成功の近道。限られた時間の中で成果を上げるには、この方法が最も効果的。
★成功者はみな前例にレバレッジをかけている。自分に似たタイプに学ぶのが基本。
★ビジネス書の多読法であるレバレッジ・リーディングは、読書後にレバレッジ・メモを作って実践することでレバレッジがかかる。雑誌やテレビ、ウェブでも応用可能。
★スクール、セミナー、通信教育は、本よりもカスタマイズされた形で、前例を体系立てて教えてくれる。
★先輩や同僚、他企業など外部のノウハウにレバレッジをかける。
レバレッジ・リーディングの成果をチームのミーティングにかけることで、チーム全体にレバレッジがかかり、乗数分の成果をもたらす。

第4章の”ノゾムメモ”
インプットしたノウハウを蓄積しただけではただの自己満足。
実践するかしないかが運命の分かれ目。


第4章 知識のレバレッジ
現代は行為や情報を絶え間なく分かち合い、人と人とのつながりを通じてみんなが得をする時代なのだ。『一生モノの人脈力』キース・フェラッジ
「“熱”のある場所に自らを持っていく」ことである。それは急成長している会社かもしれないし、何かの目標に向かって勉強している人たちが集まる学校のようなところかもしれない。“熱”は伝道するものだから、“熱”のある場所に行くようにすれば、そこから“熱”をもらってくるkとだできるものなのだ。『あなたが年収1000万円を稼げない理由』田中和彦

★人脈によってレバレッジがかかると、自分1人で出せる成果の何倍もの大きな成果を生み出すことができる。
★基本はコントリビューション(貢献)。相手にどんなバリューを提供できるかにある。
★人脈づくりは5年、10年、20年、といった長期スパンで考える。
★人脈ができたら、次々につないでいくことで、レバレッジ・ネットワークができあがる。メンバー全員にレバレッジがかかるようになる。こうして作られたネットワークは有機的に成長していく。
★自分自身で会を主催することで、パワフル・コネクションを構築する。参加者全員にメリットがあるようなセグメント化された場であることが大切。
★自分のことを理解してもらう最良の方法はパーソナルブランディングにある。
★マインドの高い、これから伸びていきそうな人とのネットワークを築く。集団の中でお互いに影響し合うと、自分のマインドも上がり、お互いにレベルアップする。
★本当にうまくいってるかどうか、プロや経験者、実践者をアドバイザーにする。間違った方向に進まないよう、アドバイザー選びには細心の注意を図る。

第5章の”ノゾムメモ”
誰を知っているかではなく、誰に知られているか。
自分が知らなくても、相手の人が知っているような存在になろう!