手帳選び&手帳活用術 達人のワザ

〔今日はOFF〕


11/17の日経プラス1に『手帳選び』についての記事があったので紹介。


“仕事術のカリスマ”との異名を取り、文具オタクでもある中島孝さん。

手帳選びで最も大切なのは、すぐに見つけられること。
パッと目に付く色やサイズを選ぶのがいい。
デイリー、ウイークリー、マンスリーなどいろんなタイプがあるけど、どんなタイプがいいか。
答えは、『書き込む量次第』。
手帳は常に携帯するものなので、薄くて軽いに越したことはない。
会議ぐらいしか予定のない人なら、マンスリーで十分。
多くの顧客らとしょっちゅう会う営業マンなどは、たとえ厚くてもデイリーを選ぶべき。
お客さんとの雑談は宝の山。
相手が困っていることや、趣味、誕生日などをメモしておくだけで、効果的にアプローチできる。
だから、手帳にはメモするスペースがある程度必要。
アポは鉛筆ではなく、ボールペンで書き、訂正や変更があれば二重線で上書きする。
記録を残しておけば、顧客や上司と『言った』『言わない』のトラブルも避けられる。

続いて、ITジャーナリストの佐々木俊尚さん。

グーグルが提供する『グーグルカレンダー』を利用。
その理由は、紛失の危険がないし、打ち合わせや取材時に常にノートパソコンを開いているためすぐに予定を入力できて便利だから。
また、入力したスケジュールの検索や、用途に合わせたカレンダーを複数作成でき、携帯電話からもアクセスが可能だから。
弱点はネット環境がないと万事休す。
事前に印刷しておくなどの対策が必要。

最後は、手帳で夢をかなえた同時通訳者で翻訳家、環境ジャーナリストでもある枝廣淳子さん。

掲げた理想を手帳に記す。
その意義は、細かく、克明にえがくほど、そのビジョンが輝き、そこまでいきたい気持ちが強くなる。
ただし、書き込むだけでは絵に描いたもちにすぎない。
いつも見返すクセをつけ、そこに至るまでの計画を年間、月間、週間へと細かく立てて具体的な日々の行動まで落とし込む。
それをきちんと実行してこそ、現実となる。
多くの人はその過程で挫折するが、その対策として『自分が費やした時間を手帳につける』。
『何かを変えたい思っても、そのために時間をかけないと絶対に変化は起こらない。だから、起こしたい変化のために自分はどれだけ時間を使っているかを計るのが重要』。
例えば資格取得を目指しているなら、そのために費やした勉強時間を計っていくのもいい。
新しい手帳を手にしたら、まずは漠然とした願望を具体化し、理想の1週間を書き込んでみよう。

手帳活用術 ココに留意!
4色ボールペンで色分け
手帳に残したメモは証拠になる。
鉛筆ではなく、ボールペンで書き、訂正・修正は二重線で。
4色ボールペンを使い、重要度や緊急度などに応じて色分けすると、一目瞭然。
さらに時間枠を囲むと、『その間に仕事を終わらせるという決意に。』


ウェブカレンダーは長所と短所を理解
紛失の恐れが無い。パソコンのハードディスクに入っていないので、データが壊れる心配もない。だが、ネットがつながらないと見られないデメリットも。


夢の実現は未来の理想像が出発点
夢を描くときは、現状の自分からスタートせず、本当になりたい姿を思い描く。
時間がない、自分には能力が無いといった事情はひとまず置いておく。
理想像から現状を振り返り、そのために何をすべきかを考え、それを日々のスケジュールに落とし込む。


中島孝志さんの著書

枝廣淳子さんの著書
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