データをどう読むか

〔今日はON〕


日経新聞〔11/26〕に引っかかった記事があったのでメモ。

データは事実を表す。
だが、同じデータから異なる政策的インプリケーション〔含意〕が引き出されることも珍しくはない。
データをどんな状況認識と課題意識の土俵に置くかによってインプリケーションは180度変化するからである。
お茶の水女子大教授 耳塚 寛明〕

僕も仕事でアンケートをとってニーズや満足度とかを調査してその結果を報告書としてまとめることがありますが、いつも引っかかるのが「この結果〔データ〕をどう読むか、どう使えるか、どう使うべきなのか・・・」という問題。
耳塚教授が言うように、『データを置く土俵によってインプリケーションは180度変化する』ということですから。
逆を言えば、そのアンケートの目的〔「何のために調査するのか?」が明確じゃないといけない〕なんでしょうけども・・・
『使えるデータとは?』
データを集める前に十分な議論が必要ですね。