自動車の燃費規制

〔今日はON〕


日経新聞〔2008/1/1(火)〕きょうのことば』から引用。

自動車の燃費規制とは
自動車のエネルギー消費を減らし、二酸化炭素の排出を減らす狙いで日米欧の政府当局が規制を強化している。
日本では2015年度に乗用車のガソリン1リットルあたりの走行距離を04年度比で平均23.5%伸ばすことが義務付けられたほか、欧州連合〔EU〕でも12年に二酸化炭素〔CO2〕排出量を現行の約2割減に抑える規制が導入される。


こうした規制に対応して自動車メーカー各社はハイブリット車や低公害ディーゼル車などの開発を急いでいるが、こうした駆動系技術の革新だけでは規制をクリアするのは困難との見方も強い。


日米欧の自動車燃費規制の概要

日本 2015年度に乗用車全体の燃費をガソリン1リットル当たり16.8キロメートル〔平均23.5%増〕に
欧州 2012年にCO2排出量を現行の20%減の1キロメートル走行あたり130グラムに。ほぼ日本並み
米国 2020年度までに1ガロン当たり35マイル〔1リットル当たり14.9キロメートル〕、平均40%の改善を要求