買収融資

〔今日はON〕


日本経済新聞〔2008 1/20(日)〕きょうのことば』から引用。

買収融資とは


通常の企業向け貸し出しと異なり、買収先企業の事業価値に照らして実施する融資。
買収ファンドは投資家から集めた資金に加えて銀行や証券会社から融資を受け、投資採算を高める。
2006年のソフトバンクによるボーダフォン日本法人買収など、事業会社によるM&A〔合併・買収〕でも買収融資が使われる。


融資額は買収先の純現金収入の数倍になるケースが多い。
金融機関は融資の実施後、買収した企業の業績が条件どおりに推移しているかチェックする。
欧米では07年前半まで、この倍率を10倍強めたりして大型買収の成立が相次いだ。