建築確認の厳格化

〔今日はON〕


日本経済新聞〔2008 2/13(水)〕きょうのことば』から引用。

建築確認の厳格化とは


耐震偽装の再発を防ぐため、国土交通省は2007年6月20日施行の改正建築基準法で、建物を建てる際に耐震性や安全性をチェックする建築確認の手続きを厳しくした。
一定の高さを超すマンションなどを対象に構造計算を再審査するよう義務付けたのが柱。


ただ国交省による事前の準備不足が響き、制度改正直後は建築確認申請がほぼストップするなどの混乱が発生。
8-9月の住宅着工戸数が前年同月比40%超の減少率を示した。
景気の先行きのリスク要因となっている。

耐震偽装をめぐる主な動き
05.11 マンションの耐震強度偽装が発覚
  12 建築基準法改正に着手
06.03 改正建築基準法閣議決定〔6月に成立〕
  06 木造住宅でも耐震偽装が判明
07.06 改正建築基準法施行
  08 法改正の詳細を説明した技術解説書を発行
  11 申請後の設計変更を容認
08.12 木造住宅の耐震審査義務付け ⇒ 先送りへ