炭素繊維

〔今日はON〕


日本経済新聞〔2008 2/29(金)〕きょうのことば』から引用。

炭素繊維とは


アクリルなどを繊維にして、特殊な熱処理を施して製造する高強度・軽量な産業用の新素材。
釣りざお、ゴルフクラブのシャフトなどのほか、航空機の機体、風力発電用の羽根などに使われる。
1950年代後半から欧米企業が航空機向けに開発を競ったが、日本勢が先陣を切り製品化した。


原料のアクリル原糸から樹脂を組み合わせてつくる複合材まで一貫して手がける日本メーカーが世界シェアの7割を握る。
成型加工技術は発展途上で、自動車や航空機向けに各社の開発競争が激化している。