ミサイル防衛〔MD〕

〔今日はON〕


日本経済新聞〔2008 4/2(水)〕きょうのことば』から引用。

ミサイル防衛〔MD〕とは


レーダーやイージス艦、迎撃ミサイルなどを組み合わせ、敵国の弾道ミサイルを発射直後から探知し、着弾前に空中で迎撃・破壊する米国主導のシステム。
弾道ミサイルの発射直後や大気圏外の飛行中、着弾前に数回破壊を試みて撃墜率を高める。
核兵器などを無力化する狙い。



米国はイランなどから発射されるミサイルを迎撃する目的で、欧州ではポートランドに迎撃ミサイル、チェコにレーダー施設を配備する計画。
これにロシアが『欧州での戦力バランスを崩す』と反発、欧州通常兵器戦力〔CFE〕条約の履行停止を決めたほか、中距離核戦力〔INF〕全廃条約からの脱退を示唆した。