私的録音録画補償金制度

〔今日はON〕


日本経済新聞〔2008 4/2(水)〕きょうのことば』から引用。

私的録音録画補償金制度とは


MDなど記録媒体やレコーダーの価格に補償金を上乗せし権利者に分配する制度。
1993年施行の改正著作権法で導入した。
著作権法では個人が楽しむ私的録音録画には、著作権などの権利は及ばないとする。
ただ、デジタル技術の発達で劣化しないコピーが可能になったため導入した。



近年は音楽ネット配信などでコピーコントロール技術が発達したこともあり、文化審議会の小委員会で制度見直し議論が始まった。
海外では独、仏、米国などが導入している。
世界で始めて制度を導入したドイツの補償金徴収額は年間約206億円〔2005年〕に達している。