課税の公平性

〔今日はON〕


日本経済新聞〔2008 4/5(日)〕きょうのことば』から引用。

課税の公平性とは


特定の人や法人が有利になったり、不利になったりしないような課税の考え方のこと。
課税される国民や企業が税負担に対してできるだけ不満を抱かないようにするのが狙い。
仮に租税特別措置法改正案の再可決までの期間に決算期を迎える企業だけが投資減税などの特例を受けられなければ『課税の公平性が達成されない』との声がある。


課税の原則にはこのほか、『中立』『簡素』がある。
『中立』は、特定の個人や企業に対して特に重い負担を求めたり、負担を軽減したりすることをできるだけ避けること。
『簡素』は税金の取り方や使い道を透明化し、経費がかからない方法で課税すべきだという考え方だ。


租税特別措置法による増減税の見込み額
〔単位:兆円〕

増税 減税
所得税 - 1.5
法人税 0.3 1.3
その他 2.1 4.7
合計 2.4 7.5
〔注〕2007年度予算ベース