希少金属

〔今日はON〕


日本経済新聞〔2008 5/30(金)〕きょうのことば』から引用。

希少金属とは


埋蔵量が少ないか抽出が経済的・物理的に難しい金属の総称。
レアメタルとも呼ばれ、ニッケルやコバルトなどの基礎材料産業からハイテク産業まで幅広く使用されており、世界的に需要が急増している。


生産国がロシアや南アフリカ共和国、中国などの一部の国に限定されていることもあり供給不安や価格変動のリスクが常にある。
最近では中国・四川大地震の影響による供給不足への懸念から価格が上昇した。
日本は世界有数の消費国でリサイクルも活発だが、ニッケルなど供給リスクの特に高い7鋼種については官民合わせて国内消費量の60日分の備蓄を目標としている。