有利子負債依存度

〔今日はON〕


日本経済新聞〔2008 6/25(水)〕きょうのことば』から引用。

有利子負債依存度とは


銀行からの借入金や社債など金利を支払わなければならない負債が、総資産に対してどの程度占めるかを表す。
財務の健全性を示す経営指標の1つ。
有利子負債は返済までの期限が1年以内の短期借入金や、1年超の長期借入金、普通社債などを合算して求める。
依存度が高い企業は金利上昇局面で支払い負担が増え、利益の圧迫要因となるため、財務の健全性が低いといえる。


企業はバブル期に積極的に資金を調達した影響で、バブル崩壊以降の1990年代前半には依存度が4割を超えていた。
依存度を下げるには、利益を増やして自己資本を厚くするか、純現金収支や手元資金から有利子負債を返済する必要がある。