修繕、更新、改修の定義



〔今日はON〕


仕事で調べたのでせっかくなのでメモっておきます。
「平成17年度保全実態調査」から引用

■修繕
故障した部品の交換や塗装のやり替え等で、建物や設備機器の機能低下の速度を弱め長持ちさせること。
EX.防水の部分補修、空調機ファンベルトの交換など


■更新
劣化した部位・部材の機器類の性能及び機能を原状回復(初期水準)させること。
EX.外壁改修、屋上防水改修、、ボイラー改修など


■改修
劣化した部位・部材の機器類の性能及び機能を、現状(初期水準)を超えて改善すること。
EX.耐震改修、グリーン改修、OAフロア化など

時間軸で見ると、


一番最初に発生するは『修繕』。
これは故障による機能低下と速度を部品交換等でを速度を弱め長持ちさせること。


次に発生するのは『更新』。
これは劣化による機能を現状まで回復すること。


最後は『改修』。
これは劣化した性能・機能を初期水準を超えて要求される性能まで改善すること。