政府系ファンド

〔今日はON〕


日経新聞〔12/11(火)〕きょうのことば』から引用。

政府系ファンドとは
中東や中国、ロシアなどの政府が傘下に置くファンド。
石油収入の伸びや貿易黒字の拡大を受けて新設が増え、世界で30以上のファンドが計2兆5000億-3兆ドルを運用する。
米国の信用力の低い個人向け住宅融資〔サブプライムローン〕問題の影響で米国債の利回りが低下、安定運用から利回り重視や自国産業に役立つ投資に力点を移している。


アラブ首長国連邦UAE〕のアブダビ投資庁は11月、米シティグループへ75億ドルの出資を決めた。
先進国は金融や通信など自国の戦略企業が次々と政府系ファンドに買収されることを警戒、情報開示を求める声が強まっている。