銀行検査

〔今日はON〕


日経新聞〔12/31(月)〕きょうのことば』から引用。

銀行検査とは
信用秩序の維持や預金者保護を目的に、銀行法などに基づいて金融庁が実施する検査。
金融検査ともいう。
本庁や地方財務局の検査官が銀行の店舗に立ち入り、業務や資産内容などを調べる。
法令違反や不正などの問題が見つかれば、銀行に指摘した上で、監督部局に内容を伝え、行政処分を検討する。


バブル崩壊後、不良債権問題への対応が最重要課題となり、銀行の歳出債権がどの程度不良化してきているかのチェックを中心に検査してきた。
大手銀行の不良債権処理がおおむね峠を越え、最近では利用者保護や法令順守へと検査の軸足を移しつつあった。

新検査の主なテーマ候補
・法令を的確に守っているか
・基幹システムの性能に問題はないか
・ファンドや証券化商品のリスクを十分に認識し、投資しているか
・国際業務を適切に運営できているか
・銀行、証券が一体となったグループがリスク管理できているか
・顧客への商品説明は適切か