相互承認

〔今日はON〕


日経新聞〔2008 1/5(土)〕きょうのことば』から引用。

相互承認とは
機器や医薬品などを輸出入する際に必要になる安全性を確認する審査などの手続きについて、相手国で実施することを互いに認め合う制度のこと。
政府間で相互承認協定〔MRA〕を結ぶのが一般的。
日本は2007年度末までに欧州連合EU〕、シンガポールなど5カ国・地域とMRAを結び、米国とは今年1月1日に発行した。


MRAを結ぶと本来、輸出先の国で受けなければならない審査を自国で実施できる。
必要な手間やコストを軽減できることから、協定を結んだ両国間の貿易拡大を促す効果があるとされる。
世界貿易機関WTO〕も相互承認の交渉促進を奨励している。