国内の技術者不足

〔今日はON〕


日本経済新聞〔2008 1/28(月)〕きょうのことば』から引用。

国内の技術者不足とは


日本は1947-49年生まれの『団塊の世代』が60歳の定年退職期を迎える一方、少子化や若者の『理工系離れ』で将来を担う新卒技術者の確保が難しくなっている。
かつては『花形』だった工学部の志願者数は2007年の入試で30万人を割り込み、ピークの1992年の半分以下となり、技術者不足が深刻になっている。


業績拡大を続ける企業の需要に人材の供給が追いつかず、直近の有効求人倍率は『機械・電気技術者』で4倍強、『情報技術者』は3倍超の高水準。
理工系の学生数が減っている上に、卒業しても製造業への就職を敬遠する傾向も強まっており、産業界では技術者の質の低下を懸念する声も強まっている。