不公正な取引

〔今日はON〕


日本経済新聞〔2008 2/27(水)〕きょうのことば』から引用。

不公正な取引とは


取引上の地位悪用や不当廉売、不当に条件を拘束した取引など公取委が指定する違法行為のこと。
談合やカルテルといった『不当な取引制限』や競争相手を市場から締め出す『私的独占』と並び、独占禁止法で禁止されている。


不当な取引制限や一部の私的独占を犯した企業には課徴金が科される。
公取委は今国会に提出する改正独占禁止法案で不公正な取引の一部にも課徴金を科す方針。
ただ現実の商取引が不公正な取引に当たるかどうかを判断するのは難しく、これまで公取委排除命令などの法的措置をとった件数は年間数件しかない。