高齢者医療制度の保険料免除

〔今日はON〕


日本経済新聞〔2008 5/12(月)〕きょうのことば』から引用。

高齢者医療制度の保険料免除とは


今年4月に始まった高齢者医療制度の対象になる75歳以上の高齢者〔後期高齢者〕のうち、制度導入前の会社員の子供に扶養され、保険料を支払う必要がなかった人を対象にした措置。
今年9月までは保険料が免除、同10月から2009年3月までは1割負担、09年度は半額。
昨年10月に政府・与党が導入を決めた。


高齢者医療制度の導入を決めた06年には負担増に配慮した激変緩和措置も設定したが、政府・与党は昨年10月、同措置の拡充を決定。
70〜74歳の「前期高齢者」では医療機関で支払う窓口負担の割合は2年前の時点では原則2割となっていた。
これを来年3月までに1割に据え置くことを昨年10月に決めている。


★昨年10月に決めた高齢者の負担の減免措置


年齢層

対象

内容

75歳以上

会社員の子どもの扶養家族

保険料の軽減措置を拡大

70-74歳

中・低所得者

医療機関で支払う窓口負担を軽減