投資ファンドの上場
〔今日はON〕
『日本経済新聞〔2008 5/12(月)〕きょうのことば』から引用。
投資ファンドの上場とは
投資ファンドは投資家から資金を集め、企業の株式を取得。
その企業の価値を高めて売却したり、上場させたりして利益を確定する。
ファンドやその運営会社は非公開だったが、市場から資金を集める例も目立ってきている。
最近米国の中で活発なのが、買収実績がない専門会社〔SPAC〕の上場だ。
当局が規制を強化し、大型の上場も相次いでいる。
従来の買収ファンドと比べ小口投資が可能で、投資期間も2年程度と短い。
東証は米国の制度を基に、独自の投資家保護策を加えた上場基準を整備する。
★非公開のファンドと上場するファンドの違い
非公開ファンド 上場ファンド 投資の最低額 数億円単位 数万円規模からも 投資期間 一般に5-10年程度 2年程度 リスクと利益 利益は大きいこともあるが情報開示は不透明 買収先の企業価値に応じ上下する