企業行動指針

〔今日はON〕


日本経済新聞〔2008 5/28(水)〕きょうのことば』から引用。

企業行動指針とは


東京証券取引所が株主や投資家を保護するために、上場企業の適切な行動を求める事項を定めた規則。
東証は行動指針に違反した企業に対し、事実を公表したり、是正を勧告したりして改善を促す。


東証は毎年『上場制度総合整備プログラム』に沿って内容を見直しており、2008年度も実施する。
上場廃止基準に比べると拘束力は弱いが、上場企業として望ましい『モデル』を示すことで、既存の株主や投資家に悪影響を及ぼしかねない行為を防ぎ、投資しやすい環境づくりをする。


東証の企業行動規範〔2007念時点、抜粋〕
・株主や流通市場への配慮
インサイダー取引を未然に防ぐ体制の整備
・大幅な株式分割で市場を混乱させないように留意すること
・内部統制システムの決定
・反社会的勢力による被害を防止するための社内体制整備
・株価により条件が変わる転換社債〔MSCB〕の発行時には市場や株主の権利に留意すること
株主総会招集通知の早期発送