気候変動枠組み条約

〔今日はON〕


日経新聞〔12/16(日)〕きょうのことば』から引用。

気候変動枠組み条約とは
1992年の国連の会議で制定された温暖化防止を目的とした基本的な条約。
京都議定書にはこの条約に基づく具体的な温暖化ガス削減計画。
米国は議定書から離脱したが条約にはとどまっている。
議定書は2012年までの削減そちしかしておらず、13年以降の削減措置『ポスト京都議定書』は何も決まっていない。


京都議定書は先進国のみに排出削減の義務を課していた。
しかし近年は中国やインドなど途上国の排出が急拡大している。
気候変動に関する政府間パネルは、温暖化防止には50年までに排出量を世界全体で半減することなどを求めている。
ポスト京都では中国なども何らかの削減義務を果たす必要があるが、途上国は削減義務には強く反対している。