高性能樹脂

〔今日はON〕


日経新聞〔12/17(月)〕きょうのことば』から引用。

高性能樹脂とは
ポリエチレンや塩化ビニールなどの『汎用樹脂』に比べ、耐熱・耐衝撃性、加工性などに優れた樹脂の総称。
特に、電気製品や自動車などの構造材や主要部品に使われるものは『エンジニアリング・プラスチック』と呼ばれる。


金属の代替材として使えば複雑な形状の部品でも簡単に成型でき、製品を軽量化できる利点がある。
汎用樹脂より市場規模は小さいが、日本企業の技術を生かしやすく、世界でも高シェアを握る製品が多い。


<主な高性能樹脂>
ポリカーボネート
透明度が高く耐衝撃性に優れる(自動車ランプ、DVD基板、家電ボディー)

★ポリアミド
ナイロン樹脂とも呼ばれ、強じんで耐摩耗性に優れる(自動車や電気製品の部品)

★ポリアセタール
耐摩耗性に優れる(電気製品や事務機器、自動車の部品)

★ポリフェニレンエーテル
機械や電気製品との相性が良い(コンピューターや複写機などのボディー)