領海

〔今日はON〕


日経新聞〔2008 1/15(火)〕きょうのことば』から引用。

領海とは
国家領域の一部とされる沿岸の海域のことで、沿岸国の主権が水面の上空や水中にも及ぶ。
日本は1977年に制定した領海法で、低潮戦〔引き潮時の海岸線〕を基線とし、そこから沖合い12カイリ〔1海里=1852メートル〕までの海域を領海と定めている。
基線より陸側の湾内などは『内水』と呼ばれ、領海とは違って外国船舶の無害通航権は認められていない。


基線から沖合い200カイリまでの領域が『排他的経済水域EEZ〕』。
領海では主権が全面的に及ぶのに対し、EEZでは経済活動のみに関する管轄権が認められ、漁業や資源開発などを管理できる。