中国のWTO加盟
〔今日はON〕
『日本経済新聞〔2008 2/25(月)〕きょうのことば』から引用。
中国のWTO加盟とは
中国は世界貿易機関〔WTO〕の全身である関税貿易一般協定〔ガット〕時代の1986年7月に加盟を申請したが、実際にWTO加盟が承認されたのは2001年11月のドーハ閣僚会議。
翌月、正式加盟を果たした。
加盟交渉の結果、中国は関税削減や各種規制の撤廃など貿易自由化を実現する措置を義務づけられた。
加盟後10年目まで中国が自由化義務を果たしているかを審査する制度を例外的に導入するなど、他の加盟国に比べて厳しい条件が貸されている。★中国のWTO加盟後の主な自由化義務
・価格統制の削減
・内外差別の撤廃
・輸入割当の原則廃止
・農産品の平均関税を15%まで削減
・鉱工業品の平均関税を8.9%まで削減
・金融、通信などサービス自由化
・経過的セーフガードの導入
・対中繊維セーフガードの導入
・経過的監視制度の導入