中核自己資本

〔今日はON〕


日経新聞〔12/4(月)〕きょうのことば』から引用。

中核自己資本とは
銀行の自己資本を構成する中核的な資本のこと。
基本的項目とも言う。
銀行の自己資本は主に2つの項目からなる。
資本金や新株予約権、剰余金など資本としての性格が強い中核自己資本(Tier1)と、劣後ローンや有価証券の評価差額、不動産の再評価差額などの補助自己資本(Tier2=補完的項目)だ。


金融庁は貸出残高や有価証券など銀行の保有する総資産に占める自己資本の比率を基準にして検査・監督にあたる。
ただ、米監督当局や格付け会社は、自己資本全体の比率だけでなく、中核自己資本の比率も重視している。