TEAM HACKS〔チームハックス〕レビュー その2

〔今日はON〕


今日はTEAM HACKS〔チームハックス〕をレビュー!
今日は昨日に続いて・・・その2。
[rakuten:book:12081559:detail]

『どのようにすれば〜か?』と質問してみる。


その人を知りたければ『今後どうしたいか』を聞く。
1.チームに対してどのような期待を持っているのか。
2.裏を返せば、どのような不安を抱いているか。
3.どんなことを得意分野としているのか
4.仕事に対する長期的な展望や取組み姿勢


『未来の行動』を変える質問の仕方
質問には、『過去』『現在』『未来』の3種類の時制がある。
1.過去 ⇒ なぜあなたは〜したのか?〔過去から現在に至る行動を問う〕
2.現在 ⇒ あなたの仕事は何か?〔現在の状態を問う〕
3.未来 ⇒ これからあなたはどうするか?〔現在から未来に至る行動を問う〕


相手から何かを引き出そうと言う時は必然的に未来の行動に対する問い。
メンバーの誰もが感心を持つのは主に次のような問い。
1.誰がどのパートをどのように担当するか。
2.1つひとつの作業にはドレくらいの時間が必要か。
3.共通認識として持っておくべき情報にはどんなものがあるか。
4.仕事を進める上で、どのような課題があるのか。
5.一つひとつの課題は誰がいつまでにどのように解決するか。


ライミング効果
ヒントが答えを誘発してくれる効果


心理学、特に社会心理学スクリプトといえば、ようするに『旅行日程表』のようなもの。
ロジャー・シャンクとロバート・エイベルソンによって提唱されたアイディアで、『人が円滑にコミュニケーションできるのは、既にスクリプトが頭に入っているからだ』としている。


『思考停止語』を『行動促進語』に変換

  思考停止語      行動促進語
  ・がんばれ ⇒⇒⇒⇒ どうしたら楽になる?
  ・難しい ⇒⇒⇒⇒⇒ ○○の問題を先に解決させないと手がつけられないね
  ・参考になります ⇒ それを取り入れるとこういうふうに役立ちそうです


ドア・イン・ザ・フェイス
頼み事を、大変な仕事とセットにすると、簡単なほうを引き受けてくれるという考え方。たとえば、
妻『買い物行ってきて〜』
夫『え〜』
妻『じゃあ、子供の世話をして〜』
夫『じゃあ買い物にするよ』


<使い方>
1.頼み事をしても問題の相手に使う。
2.ある程度、時間をかけて頼みごとができる状況で使う。
3.頼まれた相手の仕事に対する認識を改めさせる

フット・イン・ザ・ドア
段階的要請法。
例えば、
アンケートや募金をお願いしている人『ちょっとだけ、お時間ください』などと言って、人を引き止め間髪入れず、次々に要請していく感じ。


ソーシャルローフィング
社会心理学の概念で、大集団の一員になると、自分の責任が気迫になり、メンバーが皆、他人に寄りかかろうとするため、チーム全体として仕事が手抜きされる状態。。


<共有に役立つツール>
メンバーのミーティングのスケジュール調整などにパワーを発揮! 
ちょー助 http://chosuke.rumix.jp


スカイプ(オンラインを利用した無料電話)』を使ってミーティング!
Skype http://www.skype.com


ブレインストーミングもオンラインで!
babooo http://babooo.kayac.com


オンラインでチームで利用できるタスクリスト。 
リメンバー・ザ・ミルク(RTM) http://www.rememberthemilk.com


複数のメンバーで共有可能なインターネットカレンダー
グーグルカレンダー(Gcal) http://www.google.com/calender/


すべての作業情報をグループブログに集中!
複数の人間でブログを書くためのツール。
はてなグループ http://g.hatena.ne.jp


大きなファイルでも『今すぐ』メールでやり取り可能
senduit http://senduit.com


記録・情報・知識の積み上げは『Wiki』が便利!
LivedoorWiki http://wiki.livedoor.com


情報を集めることによって、『このブログの中を検索して見つからなければ、社内にはない』と判断できる状態を作る。


チームで情報共有ツールを導入する際は、まずはシンプルなツールを一つだけという方針で試してみるのがよい。

興味のある方は是非読んでみてください。
Amazon
チームハックス 仕事のパフォーマンスを3倍に上げる技術
楽天ブックス
[rakuten:book:12081559:title]