平年度ベース

〔今日はON〕


日経新聞〔2008 1/11(金)〕きょうのことば』から引用。

平年度ベースとは
税制改正による影響が全て税収に反映される年度を示す。
税制の変更は年度途中に行われることがあるほか、数年かけて税率を段階的に引き上げるケースもあり、初年度ベースの影響は限定的。
そのため政府は税制改正の全体像を分かりやすく示すため、初年度と平年度の2段階で増減税額を示している。


また、法人税制は4月に改正しても適用は原則として3月期決算企業だけで、他の企業の増減税は翌年度以降の税収に反映される。
例えば年度の減価償却制度の改正では、初年度の減税見込み額〔国税分〕は4000億円だが、平年度では5100億円となるなど開きが大きい。